弔電を打つ際に気をつけること「誰」の逝去を悼むか

弔電は誰かが亡くなったときに打つものですから、当然、送られる先では、お通夜、告別式、葬儀が営まれています。

不敬にあたること失礼に当たるようなマナー違反は、絶対に避けないといけません。

喪主をはじめ、遺族の方々は、葬儀のことで頭がいっぱいでそういった弔電などのマナー違反には、あまり気づかないものですが、参列している方々は気づきますし、遺族の方々も、一段落がついて、弔電を読み返したときに気づいてしまいます。

弔電のマナー違反は絶対に避けましょう。

さて、弔電の文例、例文として、よくあるもので、
「ご尊父様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。」
というものがありますが、「ご尊父様」に当たる部分は、送る側の立場からしてみれば、様々な変化はあると思います。

例えば、80歳のおばあさんが亡くなったとします。喪主は55歳の長男さんで、30歳のお孫さんがいたとします。

弔電を出す際に、自分の立場によって「ご母堂様」になるのか、「ご祖母様」になるのか、変わってきますよね。

弔電を打つ人が、喪主の上司や同僚、友人だとしたら、「ご母堂様」で良いです。

弔電を打つ人が、お孫さんの上司や同僚、友人ならば、「ご祖母様」が良いでしょうね。

弔電を打つ際に、打つ側としての立場も考えて打つようにしましょう。

葬儀・告別式に参列するなら弔電披露を辞退する

弔電は、故人の遺族に送るお悔やみの言葉です。弔電は沈痛な思いの遺族に送るのですから、弔電のマナーをキチンと守りたいものです。

弔電のマナーというのは、何も弔電の文章だけではありません。

弔電の披露(紹介)でのマナーといいますか、人としての粋な計らいも必要です。

弔電の披露(紹介)の時間ってありますよね?

葬儀・告別式の最中に、司会者がマイクを通して、送られてきた弔電の一部を披露(紹介)する時間があります。

これは、式の時間を割いて行なわれるものですので、特に、会社の社長さんなどの大きなお葬式の場合は、弔電の数も膨大ですので、全てを紹介しきれることはありません。

10〜20ほどの弔電披露が通常です。

ただ、弔電でも難しいところがありまして、弔電を売名行為で使う人が多かれ少なかれ居るということです。

葬儀に出席しているのに、わざわざ紹介してもらうために、弔電も打っているんです。社長さんや会社役員さん、議員さんなど肩書を持つ人が、まれに、このようなことをするようです。

誰のために出席しているのか、弔電を何だと思っているのか…。

もし、葬儀、告別式に出席する、もしくは、自分は弔電披露(紹介)を辞退する、というのであれば、弔電を打つ人が、弔電の電文の最後に「弔電紹介は不要です」と添えると粋です

この方が、ご遺族の方々には、かえって良い印象を持たれるでしょう。

弔電は、葬儀で紹介されるために送るものではなく、ご遺族に対してお悔やみの気持ちを表すものです。

この点を忘れずにいたいものです。

弔電を打つ際に気をつけるべきマナー

弔電というものは、電報の中でも一番厳粛なものです。弔電をせっかく送っても、失礼に当たってしまったり、弔電のマナーを守らなければ意味がありません。

しっかりと弔電のマナーを覚えておきましょう。

例えば、自分の友人のお父さんが亡くなった場合、「お父様」とは言いません。弔電には、弔電用の言い方、言い回しがあります。

その言い方を紹介します。

父:ご尊父様

母:ご母堂様

祖父:ご祖父様

祖母:ご祖母様

夫:ご主人様

妻:ご令室様

息子:ご令息様・ご子息様

娘:ご令嬢様・ご息女様

弔電の中での一番のマナーは「忌み言葉」を避けるということです。ダイレクトな表現「死去・死亡」などの言葉を避けましょう。

亡くなった方の不幸を連想させる言葉「苦しむ、迷う、浮かばれない」などの言葉も避けます。

また、不幸が重なること意味する言葉「重ね重ね、またまた、再び、再三」などは必ず避けましょう。

そして、必ず、最後に文末に差出人の名を入れましょう。

弔電の打ち方を紹介します

弔電を送ることになった場合、迅速な対応が必要になります。弔電を打つことは、祝電などの他の電報を打つのとはワケが違います。

なぜだかは分かりますね?

不幸事は予告も無く突然にやってきます。結婚や入学、入社のように、事前に知っているわけではないので、弔電を打つには、ゆっくりとしている暇はありません。

さて、弔電の打ち方を紹介します。

不幸の連絡があってすぐに打つのが一番良いのですが、目安としては、葬儀・告別式の前日までに必ず打つようにしましょう。

弔電を送る際、タウンページにも書いていますし、テレビCM、ラジオCMでおなじみの、NTTに電話をします。NTTの電話番号は「115」です。

「電報115♪」みたいな感じで、耳に残りますよね。

NTTの弔電(電報)の受付時間ですが、朝の8時から、夜の10時までです。

弔電(電報)を受け付けた後、約3時間後に弔電(電報)は配達されます。

まず、葬儀・告別式が営まれる場所を確認しておきましょう。

弔電は、手紙やはがきとは違いますので、故人宅に届ければいいというものではありません。

葬儀・告別式が営まれるのが故人宅なら故人宅に、斎場・式場などで営まれるのであれば、斎場・式場に送ってもらうようにしましょう。

弔電の宛名は喪主宛てにするのが普通ですが、もし喪主の名前が分からないのであれば、故人のフルネームを書き「ご遺族ご一同」「ご遺族様」とするようにしましょう。

弔電についての知識を深めましょう

弔電は電報の一つで、誰かが亡くなった際に、遺族に対してお届けするお悔やみの意を表す電報のことです。

弔電を打つ時は、誰かが亡くなったときですから、当然のことながら予測がつきませんし、迅速な対応が必要になってきます。

本来であれば、お通夜、告別式、葬儀に参列して、哀悼の意を表したいにもかかわらず、お通夜、告別式、葬儀にどうしても参列できない場合に、弔電という形で、哀悼の意を遺族に対して表すということですね。

ラジオやテレビなどのCMで電報がどんどんメジャーになり、NTTも弔電を含めた電報サービス(有料)をしています。

もし、自分に近い関係の人であれば、弔電を送ったのでOKということではなく、告別式にて弔電を送った上で、できるだけ早い時期に弔問をさせていただくことにしましょう。

弔電を送れば参列をしなくてもいいということでは決してありませんので、そのあたりの弔電もマナーと言いますか、常識はキチンとわきまえましょう。

弔電は、お通夜、告別式、葬儀には参列できませんが、後日お伺いさせていただきますので、ご容赦下さいませ。という意味があると考えた方がいいのかもしれませんね。
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